スケートボードとアメリカへの憧れ。そしてバーガーキングはハンバーガーの王様です。
息子がスケートボードをしている姿を見ていると、自分の子供の頃の事を思い出します。自分の子供の頃は本当にスケートボードばかりやっていました・・・。思い起こせば今描いている絵だったり、聴いている音楽だったり、僕の原点はやはりスケートボードからきていると思います。サーフィンもやはりスケートボードをやっていたおかげで自然に入っていった感じです。
僕がスケートボードをはじめたきっかけは小学校3年生の頃にさかのぼります。僕にはアメリカに住んでいる親戚がいるんです。その親戚が夏休みを利用して日本に来るということで、年も近かった僕はいい遊び相手になりました。(確か一つ年上だったような気が・・・)
夏休みも中盤になり、叔母がせっかく日本に来たんだから、何か欲しいものを買ってあげると親戚に言いました。すると帰ってきた答えが、
「僕、スケートボードが欲しいな!!」
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のの・・・スケートボード??←(驚きの僕)
叔母は言います「スケートボードだったらアメリカのほうがいいんじゃない?」と。それでも親戚はスケートボードが欲しいというので、僕たちは上野のムラサキ・スポーツにスケートボードを買いに向かいました。
僕にとって、それ衝撃的だったんですよね・・・。だって小学3年生の時の僕って、流行っていたのはビックリマンチョコだったり、ファミコンだったりする訳です。その世界のなかで育っている僕には、おみやげに買ってもらうものがスケートボードっていう発想がまずないんです。そしてその時、僕は思いました、
「アメリカって凄いな・・・スケートボードなのか!」と。
また親戚がその時選んでいったスケートボードがとてもかっこ良かったんですよ・・・。そして僕は密かに思いました。
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「僕もスケートボードが欲しい・・・」と。
親戚もアメリカに変える頃になり、今度は叔母が何か食べたいものはあるか?と聞きました。すると親戚はこう答えました。
「バーガーキングが食べたい!!」
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バーガーキング???←(またまたビックリしている僕)
叔母は言います「バーガーキングは日本にないんだよね〜」と。そうです、いまだからバーガーキングは日本にもありますが当時はまだバーガーキングは日本にはなかったのです。そしてまたまた僕は思います。
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「バーガーキングって何だ・・・?バーガーの王様って・・・アメリカって・・・?」
その時から、バーガーキングは僕にとってハンバーガーの王様。アメリカの象徴になりました。
そうして親戚は2つの名言を残してアメリカに帰っていきました。その後、僕はアメリカへの憧れを持つようになります。買ってもらったスケートボードで毎日のように練習をし、時間のある時に見るのはスケートボードのビデオになりました。
スケートボードを手にし、バーガーキングを食べ、アメリカの壮大さを感じるのはこれから2年後の話になります。その話は、また次の機会で・・・。
それにしても幼い時の憧れって、大人になっても忘れないんですね。大事にしなといけないものだと思います。
さて僕も息子に追い抜かれないように、日々頑張らないといけないな・・・ということで、また制作に入ります。
読んで頂きありがとうございました。